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コンセプト

CONCEPT

丁寧な日本のものづくり

創業65年を迎える老舗ホーローメーカー、
阪和ホーロー株式会社が手掛けるホーロー製品は
繊細な手技が必要になるため、ひとつひとつ、
熟練の職人が手作業で丁寧に作っています。
こちらではそんなホーロー加工の製造工程をご紹介します。

ホーローケトルができるまで

1. 前処理

プレスや溶接などにより製品の形にした状態のものを前処理を行う。

2. 前処理後

具体的には、表面についた油や錆びなどを脱脂・硫酸で洗うことにより、金属とガラス釉薬を密着させるための下準備をします。

3. くすり掛け工程

ガラス類(フリット)に粘土や調整剤と水を混ぜ、粉砕してつくったホーロー釉薬を金属素地に塗布する工程です。塗布 方法は、ディッピング式(ドブ漬け)・スプレー式などがあります。 ※写真はディッピング式(ドブ漬け)である。

4. 乾燥工程

コンベア式のラインに製品を吊り下げて、約200℃程度で乾燥を行う

5. 焼成工程

乾燥後は820℃前後の焼成炉のなかで焼成され、金属とガラス釉薬が密着し、ホーローが完成する。

下釉、上釉の順にその都度くすり掛け・乾燥・焼成を繰り返し行う。(絵付けがあれば、更に転写シートを貼り付けて乾燥・焼成を行う)

6. 検査・梱包

焼成炉から出てきた製品は検査場において、品質基準に基づき一品一品丁寧に検品され梱包作業となります

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